私の恋愛論 第30話
梅雨の季節。「6月に結婚すると幸せになれる」というのは6月が女性と結婚生活の守護女神ユノ(別名ジュノー。ジュピターの妻)の月だから。......という話を西洋から取り入れたのは、このシーズンには冠婚葬祭の客足が途絶えるからですね。商売上手! とイメージアップキャンペーンをしても、夏期と1月に次いで結婚式が少ないのがこの時期の現実です。
雨が降れば参列者も大変なうえ、中庭にあるチャペルは使えないし、ガーデンパーティもできないですからねぇ。湿度が高いと髪がまとまりにくいし、室温の調節がむずかしいので体調を崩しやすいのも梅雨時です。
夏は夏で、あるカップルは暑い盛りに結婚式を挙げたため、何年もたった今もなお参列者全員が「あの時は暑かったね」「うん、すごく暑かったね」以外の記憶が残っていないという、気の毒なケースもあります。
まぁ気温三十度越えたらもう、花嫁の美しさも余興も新郎もどーでもいいです。いっそ浴衣で参列させて、流しソーメンにすれば良かったのにね。
逆にいちばんの結婚シーズンは秋。そして意外にも、節目である3月にもよく結婚式が行われるんですよ。桜のもとの白いドレスなんて、ロマンティックですよね。もちろん人気がある日は会場代も高いものなので、そのあたりはバランスを見て仏滅や赤口をうまく利用するのも手です。